講讃導師の拝命及び出座について
こんばんは。
実はずっと書いてなかったのですが、令和4月22日、総本山光明寺において行われる、法然上人の第八百十回の御忌の中部代表講
大変名誉なことではありますが、それをなかなか書けなかったのには理由があります。
本来は父である先代住職がこの大役を拝命しておりましたが、大病をわずらい、治療中ということで、当時副住職の私が代理という形で、昨年出座する予定でありました。
ところがご存知のように新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言によって、昨年の御忌は山内法要のみとなり、講
さらにその後も、感染状況は一進一退が続き、御忌の開催がどうなるか不透明なままでありましたので、なかなか公に宣言するわけにもいかないなぁと、自重していた次第でございます。
本年の八百十回の御忌は、大幅に上堂人数を制限し、万全の感染対策を施したうえで、極めて少人数で行うことが決まっております。本来は、慈眼寺の檀信徒の皆様や奈良門中の各寺院の檀信徒様総出で、バスを何台もチャーターして華やかな舞台で出座させていただく予定でしたが、このような状況になり、参加ご希望の皆様には誠に申し訳ございません。私も大変残念です。
とはいえ、このような一世一代の大役をお受けした限りは、どのような形であれ、全身全霊で全うする所存です。
一年延期したおかげで、といいますか、この間に住職を交代させて頂きましたので、胸を張って、というわけにもいかないのですが、「代理」という形ではなく、正式な形で拝命させて頂けるようになったのはよかったことだと思っております。
皆さんに御影堂で見て頂くことはできませんが、ライブ配信もされるようですので、ご本山のHP経由でご覧いただければ幸いです。
ずっと不安なままですが、半分腹も据わってきたところもございます。
なにはともあれ、一生懸命お役目を果たして参ります。
それでは。