慈眼寺 副住職ブログ

バッサリ、伐採。

世の中大変なことになり、その大変な状況が日常になりつつありますが、副住職は元気にしています。

最近、ブログの読者に「更新がなさすぎて、もしかして・・・」と感染を疑われてしまったので・・・

元気です!

最近一番ビックリしたのは、朝起きて掃除をしようとしたら、ものすごい光景が広がっていたことですね!

え・・・?

ええええええええええええ!?

 

銀杏の街路樹が全然ない!

きょ、巨神兵?五ェ門が斬鉄剣振り回した??クリリンの気円斬???

ツツジの植え込みまで完全削除です。ビビりました。そういえばそんな工事予告あったな・・・

高天の交差点より南で既にそんなことが行われて、花壇もなくなってガードレール置かれてますが、慈眼寺の前もついに・・・。

この通りの歩道付近はわかくさ国体のときに綺麗に整備されて以来ずっとこんな感じでしたが、いよいよ伐採・・・。

http://voiceofnara.jp/news351.html

すでに2013年にこんな記事が出ていましたが、剪定の予算だけでもかなりのものなのでしょう。

正直、なくなってしまうと淋しいですが、毎朝掃除している者としてはホッとする面も。昔はなかなか切ってくれなかったので、風の強い日は大変だったのですが、ここ最近奈良マラソンが行われるようになってからは、かなり早めにめちゃくちゃ短く刈り込んでくれるようになりました。結局黄色くなるまえに坊主になってしまうので、「じゃあ、銀杏植えてる意味あるん?」みたいな気もしていました。伐採してくれるのはいいけど、伐採で落ちた細かい枝や葉っぱは翌日以降めちゃくちゃ落ちますので、しばらくはそれはそれで掃除が大変だったり(笑)

最近は「表を掃く」「向こう三軒両隣」みたいな文化はほぼなくなってますので、街路樹の問題はけっこう深刻になってる気もします。兜台のほうはなんか葉っぱが山のように積み重なっているところあるし、精華町の高の原イオンの近くのイチョウは銀杏がなるので冬場は銀杏が落ちて自転車のタイヤが滑りそうでとても怖いですね。

で、いざ、街路樹なくなると、たしかに淋しくはあるんですが、いいことも。

まず、自動車の運転がしやすい!

コレ、デカいです。本当に見晴らしがよくなりました。事故減るんじゃないですかね。

あと、生垣の中にゴミを捨てる人が結構いたので、アレもなくなるといいですね。タバコの吸い殻は日常茶飯事。マックシェイクのカップすてる人とかいるんですよ。最低ー。

あと平城山大通りなんかは、木の根っこで歩道が盛り上がりまくってますからね。アレは竹の根っこもあるでしょうね。街路樹も管理してこそなので、人手不足、人口減少の日本には合わなくなっているのかも。

けっこうな予算をかけて植樹したはずですが、まぁ結果的には無駄になっちゃいましたねぇ。切った木材は売って予算にできないんですかね?まな板とか将棋盤とかになるみたいですけど。あと仏具っていう使いみちも書いてあったな。ウチの前の木に関してはめちゃくちゃ掃除してきたんだから、木魚かなんか作って寄贈してもらってもバチは当たらないと思うんですがね(笑)

おそらくこのあと花壇を撤去して、ガードレールを設置すると思われます。通学の学生がスマホみながら横に広がって歩いて、子供連れのお母さんが困るみたいな絵をよく見るので、ちょっと緩和されたらいいですね。あと、自転車レーンなんかを整備してくれたらいいのになぁ。逆走多すぎて本当に怖いですから。一応おもちゃのよしだあたりには矢印的なモノ書いてますけど、いまより露骨な矢印つけてほしいですよね。「➡逆走アカン!➡」みたいな。

まぁとりあえず、今は伐採した木屑を毎日掃除していますが、花壇が撤去されたらだいぶ楽になると思いますし、とにかく運転しやすいので、銀杏さんには悪いけど、仕方ないかなぁ。

とにかく早く外に気兼ねなく出られるようになりたいですね。バドミントンやりたいです!