慈眼寺 副住職ブログ

梅雨明け

ようやく梅雨が明けましたね。

23日は地蔵盆で色々なところのお地蔵さまをまわり、お経をあげさせていただきました。途中大雨も降りましたが、無事濡れずに済みました。ちょっとだけお地蔵さまに関するおはなしなんかもさせて頂いて、お説教の勉強になったような気もします。来年はまた違う角度でお話できたらなと思います。

梅雨が明けた途端に急に夏空の炎天下。少しだけ時間を頂けたので、軽く信楽まで自転車ライドをしました。

和束から信楽は平坦基調で緑も多く、気持ちのいい道です。特に信楽までいくと、色々な食べ物屋さんなどもあり、さらにはそこから伊賀にも琵琶湖にもいけますので、発展性があります。木津川CRばっかり走るよりよほど楽しい気がしますね。

 

先ほども言いましたが、信楽は朝宮茶で有名ですのでお茶屋さんもたくさんありますし、食べ物屋さんも多いです。そんななか、いついっても行列ができていて気になっていた場所がココ。

 

とにかくいつも待合の人が多い!ロードバイク乗りとしては、少しでも時間があれば乗りたいですから、行列で待つ時間はなるべく避けたい。この付近にお蕎麦屋さんは二軒ほどあるし、洋食っぽいところや、スイス料理の店もあります。もう少し先には有名なカフェも。インドの人?がやってるカレー屋さんも。ですがほとんどのロード乗りは天下一品で食べてらっしゃる印象。

このお蕎麦屋さん「黒田園」さんは、ほぼ車でこられるファミリーや年配の方が待たれていて、ピタピタジャージだと浮きまくってしまいます。この日は平日の13時でしたが、やはり待つことになりました。

あんまり気にならなかったのですが、建物が立派!

中に入るともっと実感します。太い梁が渡された重厚な屋敷。お客さんがたくさんおられたので、内部の写真は次の機会にしましたが、今度は座敷席でゆっくり食べたいですね。

正直、おそば好きなんですけど、いうほどおそばのよしあしがよくわからない。ある一定以上のおそばはどれもおいしい!と思ってしまうので、そばについて語る資格はないと思っています。そんな私的には、みずみずしくて美味しかったです。店員さんの接客も気持ちよかったですし。

しかしあまりに建物が重厚で立派なので、「この屋敷、何だったんですか?」と聞いたところ、「福井県の民家だった」とのこと。舟箪笥らしきものもあったので、箪笥はもしかして三国方面のものなのかもしれません。わざわざ福井から部材を運んで造りなおしたということでしょうか。でも、いまこの木材を揃えようと思うと、お金が幾らあっても足りない気がします。おそばも美味しいですが、この雰囲気で食べることでさらに価値が増している気がします。また来たい。ネオプリ先生と来たいと思います。

ああ、そうそう。ネオプリ先生はもうネオプリマートにはほとんど乗ってなくって、新車カザーティのリネアオロばかり乗ってらっしゃいます。よほど楽しいのでしょうね。走行距離が段違いで増えています。ちょっとした時間があれば回り道されてますね。わかります。

私も今の愛車に出会って、以前のフレームと段違いに乗っています。とにかく楽しいんです。それだけです。速く走れるかどうかは、その人次第です。楽しいかどうか。僕らアマチュアはそれだけです。

先生は、

「やっぱり、ただの乗り物とそれ以上のものの違いですかね」

と言っていましたが、なかなか味わい深いお言葉。

ところでこの先生。カザーティに乗っているのでカザーティに乗ってるティーチャーで、「カザーT」っていうあだ名に変えようと思ったのですが、あんまりしっくりきません。もうめんどくさいのでネオプリ先生でいいかなと思ったり。

先生も大変多忙でなかなか二人で乗れる時間もないのですが、今度是非信楽に二人で来て、おそばを食べてそのまま琵琶湖あたりまで行ってみたいッスねぇ。お互い仕事があり、家庭もありますので、なかなか時間がとれないですが、夢に日付を入れて、普段の色々なことを忘れておっさん二人で無心にペダルを漕ぎたいものです。

本当に自転車って単純で、いいですね。