慈眼寺 副住職ブログ

僧衣工夫

昨日近所のお坊さんから突然の連絡!

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181228-OYT1T50118.html

福井県で僧侶が僧衣で運転中、「その着物はだめです」と言われ、違反切符を切られたとか。
「法事に行けない」って、なんか「お嫁に行けないッ!」みたいでかわいいですけど、そんなことは置いておいて・・・。

めちゃくちゃ困りますよね。

問題は「その着物」「どの着物」なのか、ですね。七条で誌公帽子ならまぁさすがに取り締まってもいいと思いますが、わざわざそんなカッコで運転する人はいないと思うんですが・・・。詳細は不明なのですが、こういう話はだいたい伝わり方でセンセーショナルになっているもので、本人のカッコを見てみれば「ああ、そらアカンわ」と思うことがほとんど。とはいえ漏れ伝わる情報では、「改良服」「略袈裟」と呼ばれる類の、つまり日本中のお坊さんが移動中に来ている着物っぽいんですよね。だとすると日本中のお坊さんを捕まえないといけないですよね。

裾や袖が運転に支障あり、というのならば、結構女性の服装で怪しいのはあると思うんですよね。すごい太いパンツとか。さすがにウェディングドレスで運転してたら捕まえてもいいかなと思うんですけど。

「基準が不明確」なのが問題ではあるんですが、明確にしちゃうと今度はそれをすり抜ける人が出てくるので、敢えて基準を示さないというのもあると思うんですけどね。

そう言ってる今日も、略袈裟で運転してお参りしてきたので、いつ捕まるかビクビクしておりましたが、セーフでした。