慈眼寺 副住職ブログ

KEIRIN

奈良マラソンご参加の皆様、お疲れさまでした。
私なんかは一回出ただけでトップ画像に使ってしまっていますが、いい加減恥ずかしいのでそろそろ変えますね(笑)

毎年、交通規制でこの日は仕事になりませんので、お寺の仕事はすべて前後に振り分けて、お参りはないようにしています。ので、朝はスタート直後の皆さんを応援してゆっくり自転車・・・と思っておりましたら、突然のお誘い。

ラガッツィの爆弾小僧から「向日競輪のバンクで走れるから行こうぜ」とのこと。おおお!ちょっと行きたい!怖いけど!

と、いうことで、奈良マラソンの皆様ごめんなさい!応援せずに、スタート前の暗いうちから起きて、交通規制前に出発!

真っ暗なやすらぎの道ですが、確実にマラソンの準備は始まっております。トラックや警備員さんがひっきりなしに動いております。お疲れ様です!こういうお祭りは本当に踊らにゃ損損という感じで、巻き込まれているだけでは楽しくない。やっぱり走ってナンボの気もしますが、今日は別の新たなチャレンジへ!

こうしてラガッツィ近くに7時に着。
言い出しっぺのくせに朝は機嫌が悪い爆弾小僧は思いっきり不愛想です。この日小僧の誘いに乗ったのは私を合せて3人の中年男子諸君。みなアラフォーのスティール好き。このご時世に、集まった自転車が、全部金属。ヒドイ。

こうしてゆっくりと向日市に向かいまして、8時前に着。少しコンビニで腹ごしらえして競輪場へ。

入ってみて圧倒されます。

これまで見たことのない人たち・・・。

これだけ自転車乗ってて、自転車の集まりに来てるのに「場違い感」がすごい。そう、ここは競輪場。ここではピストを愛する集団が主役。ブレーキがついてないトラック競技専門の自転車を運んできた、とんでもなく分厚い筋肉の人たちが集まっています。中には女子中学生?や小学校の男の子も!ロードに乗って7年ほど。しかしここは完全な畑違いであります。

競輪場の中も、部室か刑務所の作業所か?というほど「男」の世界。殺風景な部屋の中にローラー台がズラッと並び、洗濯機などが無造作に置いてあります。そのローラーを回す人も、見たこともないような豪快な回し方。我々の軽ギアシャカシャカと違います。膝蹴りかますような強くて高回転の竜巻のよう。

完全に気圧された状態で受付を済まし、いよいよトラックへ。

傾斜がすごい!壁や!壁やんか!怖すぎる!

説明を受けていよいよ実走。

最初はこんな感じで平地を走り、だんだんだんだん、上の方もチャレンジ。

ラガメンの面々。

最初はビビってましたが、すぐに慣れるもんです。驚き。見た目ほど高いところでも怖くない。普通に走れる。ただ、あのバンクの角度をうまく利用した走りは全然できません。ただ登って下りるだけ。

 

会場で合流した自転車仲間のパイセン。パイセンは二度目の参加です。

二人一組のタイムトライルも計測してもらえます。

本格的なスタートで緊張します。

爆弾小僧はフォームもキレイだなぁ。

結果、オジサン連中は数秒差でドングリの背比べ。やや突き放して爆弾小僧。

しかしそんな次元をぶっ飛ばすような、ピストの部の強者どもの速いこと!ラグビー選手かボディビルダーかというような、筋肉に埋まったような、オジサンがゴリゴリの走りで駆け抜けていて圧倒されました。コワー。

他にも、奈良のご近所のご当地ビルダー、イリベさんとこのフレームを見たのですが、やっぱりイリベは競輪だなぁ。以前見たロードより、ココで見たピカピカのピストが綺麗で綺麗で!輝いてましたねぇ。

半日遊ばせてもらって、500円。綺麗な写真も撮ってもらってアップして頂けて、これはお得なイベントですね!僕は写ってなかったけど!(涙)奈良競輪でもやってるようなので、またお邪魔してみようと思いました。

競輪のあとは、爆弾小僧が「ラーメン食べたい」という一言で、向日市から花園まで移動させられ、ラーメン食べて帰宅。小僧のおかげで散々振り回されますが、どんどん新しいことにチャレンジさせられて、気持ちが若くいられますわ。

そうそう、以前ここで紹介したDe Anima。小僧が試乗してすっかり虜になってしまい、カーブや坂に差し掛かると「デ・アニマだったら・・・デ・アニマだったら・・・」と思い出して恋焦がれております。重症。

若いって、いいね。