慈眼寺 副住職ブログ

実り

先日お墓掃除をしていますと、こんなものが落ちていました。

柿

育つ前の小さな柿の実なんです。すごいですねぇ。最初はこんなに小さいんですねぇ。

慈眼寺の境内にはもう一本実がなる木があります。
柿は毎年たわわすぎるほど実りますが、こちらはここ最近なぜか実のつきが悪く、収穫できない年が続きました。
しかし今年は復活!

あんず2

あんずです。
もうちょっと大きく、赤くなったら壁に登って採って、ジャムにしてもらおうと思います。
私と味覚がほぼ同じな娘も、きっと好きになってくれるでしょう。
別の場所の梅の実も大きくなっていますし、梅雨時も楽しいことがありますよね。

実のつく木は豊作とそうでない年の差がくっきりします。それでも毎年出荷なさる農家の方々の苦労を思うと気が遠くなりますね。
私は素人で神頼みといいますか、仏頼み、お天道さままかせではありますが、それはそれでいいかなぁ、なんて思っています。

いつもそのとき手のひらに乗るぶんだけで、いつも満ち足りた気持ちになれたら、それが本当のしあわせなんだろうなぁ。