慈眼寺 副住職ブログ

2015 打ち納め

先日、クラブで今年最後の練習がありました。

もちろん今の2年が3年生になって引退する来年の5月頃まではクラブにいるつもりではあるのですが、年内最後ということで、かつてのOBにも声を掛けて試合形式で練習でした。OBがたくさん集まってくれて、部員も実のある練習ができたように思います。

やはりかつての部長なんかがたくさん来てくれるわけですが、改めて数えてみると、私がこの部に来てから、延べ9人の部長を見てきたことになります。
最後に10人目の誕生を見て辞めるわけですから、なんというか、キリがいい感じです。みんなそれぞれ個性豊かで、バドミントンが好きで、悩んだり迷ったりして、ここを巣立っていきました。

授業でも何百人、いやいや、千人単位でいわゆる「教え子」という生徒さんと接してきたわけですが、クラブで一緒に汗を流して練習してきた生徒が毎年10~20人ほどですので100人から200人とかそういう数がいるわけで、そう考えると、なんだか気が遠くなる気分です。毎日真っ暗になった職員室で一人着替えて帰っていた頃とか懐かしいです。二度ほど経験者ゼロの年とかありまして頭抱えてました。でもそういう年にも上手になる子は必ずいて、逆にそういう年こそ自分が試される気もしました。

たいした指導はできず仕舞でしたが、こんなにOBが集まってくれるクラブでコーチのようなことを長くさせてもらえて、幸せだなぁと思いました。