慈眼寺 副住職ブログ

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年も大みそかは住職と二人で兼務先の都祁の来迎寺で除夜の鐘をつかせて頂きました。

2019年は本当に色々ありまして、悩んだり苦しんだりの一年でしたが、この鐘の音でそうした苦しみや悩みが一つ一つ消えていくことを祈って鳴らしました。生きている以上、悩み苦しみから逃れることなどできはしないのですが、そうした自分の立ち位置やあり方を再確認する意味でも、こういう行事は大事だなと思います。

まさに再確認、でありまして。世の中にある、「はじめて知る」ことよりも、実は「いやというほど知っていること」のほうがよほど重要なことなのです。ただ、いつも私たちはそこから目を背けているだけなんです。目を背けている対象から逃げ切ることは決してできはしないのですが、自分が目を背けている、という事実を、いつも再確認する。それが最も重要だし、凡夫である我々にできることは、つまるところ、それだけしかないのではないか、そのように感じる次第です。

新年明けてからも多くの方々にやくよけのご参詣頂いております。ありがたいことです。

とはいえ、1月4日から檀家参りもまたスタートいたします。所用もあり、やくよけに来られてもお坊さんがいない場合、申し訳ありませんので、お電話でご確認のうえ、お参り下されば、ありがたく存じます。暖房の準備も整いますし。

皆さまの令和2年の除災招福を心よりお祈り申し上げます。

 

令和2年の初午厄除け(厄払い)大法要は2月9日(日)、二の午大法要は3月4日(水)に勤めさせていただきます。たくさんのご参詣、心よりお待ちしております。

大法要当日はともに朝8時から夜7時まで、予約なしで、受付順にご祈祷させていただきます。(お昼前後は大変混雑いたしますので、車でお越しの方はご注意ください。)
たくさんのご参詣、お待ちしております。

大法要以外の日にご祈祷をご希望の方は、お電話でご予約の上、当寺にお参りくださいませ。駐車場は16台駐車可能です。(詳しくはHP上のメニューの「厄除け・ご祈祷」「アクセス」をご参照下さい。)