慈眼寺 副住職ブログ

夏の思い出②

長浜二日目。

娘は早くも「また泳ぎたい」などと言っていますが、今日は奥さんにもナイショの行き先です。たぶん子供も楽しい、パワースポット好きの女子も楽しいところ。

長浜から船で渡る竹生島です。

竹生島は「神の棲む島」とも言われ、信仰の対象であった琵琶湖の島。都久夫須麻神社と宝厳寺という、これまた桃山文化のタイムカプセルのような建造物が花崗岩の一枚岩の上に作られているというとんでもないパワースポット。こんなもんを湖の島に移築するという発想がちょっと現代人に思つかない。スゴイ。

そんなわけで竹生島クルーズスタート。

なんと船名は「リオ・グランデ」!ビュコック元帥の旗艦ですよッ!銀英マニアにはたまりませんッ!民主主義に乾杯!

勝手に盛り上がる私ですが、そもそもが船好き。タイでは嫌がる妹をよそに、渡し船をジャパンマネーで3往復した翌日、メコン川クルーズに乗り出す川船好き。琵琶湖はほとんど海なので、ちょっとイマイチでした。

到着してすぐにえぐい階段。今日はなかなかキツそうだぜ。

いいですね。この感じ。遠くからこの島に近づくときは、獄門島のオープニングかと思うようなええ感じの入りでした。

琵琶湖の島の上にこんなに立派なお寺が・・・。宝厳寺。弁財天を祀るお寺ですね。

弁財天を象ったお人形に願い事を書くという女子が喜びそうなのがあり、奥さん娘大喜びで書いてました。

私は日本手ぬぐいを買いました。

国宝の唐門はあいにく修復中で、よく見えませんでした。
ただちょっと見えてる古い部分はすごい豪華絢爛で桃山ぶりがすごかった。
ただ、CGの完成図はちょっと派手過ぎで、正直あんまり好みでは・・・。

出ました。舟廊下。秀吉の御座船の用材を用いて建てたという伝承があります。上に国宝、下に重文でおかしいやんか!というツッコミもありましょうが、いわゆる「旧国宝」ですね。現在の基準で言えば国の重文ということになるわけです。

さっきの廊下を下から見ると、まるで清水の舞台ですね。ホンマようこんなもん作ったよなぁ!

都久夫須麻神社では焼き物(かわらけ)に願い事を書いて投げ、鳥居の中に入れば願いがかなう!というこれまたしっかりお金をとれるアトラクションがあります。本当にあの手この手で小銭が要ります(笑)ただ、娘の前でいいカッコしたいですし、もちろんやりました!全然届かなかったけど!(笑)

こうして家族大満足で竹生島から戻り、長浜から大きく反時計回りで琵琶湖をまわり、マキノのメタセコイア並木を堪能したら、お昼ご飯であります。

またまた来ました!ソラノネ食堂!

私、ここ大好きなんですよね。

 

このシンプルな定食がおいしいおいしい。

この卵のふくさ焼きが美味しいんですよね~!

そして一番の御馳走!かまどで炊いたご飯!最高や!

このあとは娘のために二年連続「琵琶湖 こどもの国」で遊び、最後は大人のために竜王アウトレットに立ち寄って終了!

二日で琵琶湖をぐるっと回る旅でしたが、もりだくさんで楽しかったです。

こうして琵琶湖でリフレッシュして8月のお盆は家族みんな総動員で頑張れました。