慈眼寺 副住職ブログ

cafe du cycliste Heidi インプレ

寒かったですよね。今年の冬!

長年、

「寒いから自転車乗らない?なんで?」

みたいなアホの見本みたいな神経を養ってきた私ですが、今年はキツイ。

そんな修業の足りない拙僧、実は今年新兵器を導入しておりました。

クリスマス前に名古屋のcirclesさんにお邪魔したときに、ちゃっかりデカいブツを購入しておりました。おかげで今年の冬はなんとかしのげました!

それがコレ!

cafe du cycliste(カフェドゥシクリステ)” Heidi”(ハイディorハイジ)

http://mag.onyourmark.jp/2017/12/markgearbycircles201712/107499

http://www.grumpy.jp/?p=13505&com=s&cat=1

このように、お店のオシャレなブログでガッチリ紹介されておるので、今さら坊主が何をかいわんや、なのでありますが、案外個人のブログでユーザー目線の記述があまり見当たらないのと、なにより現物を見られるお店が相当限られますので、不肖副住職、一筆奏上

まず、最初に言っておきたいのが、どんなに綺麗な写真で見ても、

実物の方がずっといい、

ということ。

「コレ、よくない?」とネットの画像を仲間に見せても「あ?うん、まぁそうだね」みたいな微妙な感じ。私は「これはいいものだ」という匂いがしたのですが、それでも微妙にキルティングの部分が安っぽく見えたら嫌だなとか一抹の不安があり、名古屋で現物を見て決めようという覚悟。そこで出会ったハイディ様は、

「おおう。実物、想像以上にいい・・・」

という代物。私の嗅覚が正しかった。ガチのレース感はないものの、「紳士のゆるポタ感」というべきものがあり、実に素敵。この良さをおしーえてーおじいーさんーっていう感じ。

ただ、機能的には「キルティング部分が暑すぎるくせに、それ以外の部分が寒いのではないか」という自転車乗りならすぐにわかる不安が拭えない代物でもありました。以下、不肖副住職の人体実験の結果発表!

細部を見ていきましょう。キルティング部分はしっかり防風素材で、ペラペラ感やテカテカ感もなし。写真でそう見えても、安心してください。

裏側はしっかり起毛で包み込み、前面防風バッチリという合理的な構造。起毛ですが、よく見ると隙間が適度にあり、通気性も考慮しているのが分かります。

背面や腕部のグレーの素材。通気性のよいスウェットといった感じで、どこかしらツイードジャケットのような高級感のある感じです。ここの感じ、私好きです。

唯一不満なのは両サイドの背面ポケットがやや狭いこと。さらに中央部のファスナー式ポケットも容量が小さいこと。ここは大きいの二つとかでもいいなぁ、と。

逆にこのジャケットの命ともいうべき箇所が地味~に隠れています。

肩のベンチレーション。コレ。

こんな小さい通気口が何の役に?

とお思いでしょう。私も思いました。ところが実際のライドではこれ以上ないくらいに重要でした。

例えば氷点下のライドのときには、もちろんベンチレーションを閉めます。
3度~5度くらいのときでも、走り出したときや下りでは閉めています。ところが20分も走ればたいてい暑くなるもの。こんなときにこのベンチレーションをオープン!たったこれだけで、バッチリ冷えます。

前傾姿勢のライディングポジションのちょうどいいとこでパックリ通気口が開きます。風がガンガン入って中を冷やします。ただ、その冷えがお腹にはこない。これ重要。そもそもグレーの部分のスウェットっぽい素材のところは、ものすごく通気性がよくて、無駄な水分はすべて後ろへ飛ばします。ベンチレーションを開けると、その機能がさらに高まって、腕の前面に風が入り込みます。これが肩口から腕、そして若干の胸元まで入り込みますが、それ以外の部分はまったく冷えません。

腕の部分まで、前面防風、背面通気が徹底しています。これのおかげで、暖かく、蒸れず、適度に換気できます。

そんなわけで、ゆるポタ仕様とは言いましたが、それはあくまで雰囲気の話。我々アマチュアの練習程度ならコレでバッチリ。サイズ感さえ間違えなければゴソゴソ感もなく、ゆるポタからそこそこの強度の練習までこなせます。さすがに氷点下で強風の長い下りでは背面が寒いため、薄いウィンドブレーカー系を用意しておけば、-5度くらいまでのあらゆる地形に対応するように思います。これでも寒いという人はさらにワンランク上のアルベルティーヌなどを着るしかないですが、それこそ大鑑巨砲過ぎて、使い勝手が悪くなりそう。時速20㎞以上出さないようなよほどのゆるポタ、または真冬の長野の山とか以外では使えなさげ。

ちなみに極寒の日の朝通勤の場合は、このジャケットにさらにモンベルの一番暖かい腹巻きを装着して、完全防備で出発します。アルプスにでも登るのかという装備。でも、これらがあるおかげで、朝の「寒いなぁ。今日、乗るのやめようかなぁ」という気持ちを

副住職のバカっ!何よ意気地なしっ!
朝練習しないのを寒さのせいにして 装備ははちゃんと揃ってるわ!
副住職の甘えん坊!怖がり!意気地なし!
どうしてできないのよ そんなことじゃ一生走れないわっ!
それでもいいの?
副住職の意気地なし!あたしもう知らない!副住職なんかもう知らない!

と、思う存分罵倒してくれるのが、このHeidiの一番の効能ですよね。

 

気になるサイズ感ですが、身長174センチ体重64kgの私でSですね。Mだとゴッソゴソでした。

派手なカーボンバイク乗りの人には雰囲気合わないかもしれませんが、黒白単色の地味なバイクやクロモリなどのスティール乗りにはバッチリ合います。Ra〇haだらけのCRでひと際異彩を放つ、おフランスのオシャレジャケットかと思います。人と被ることはほぼナシ!しかもこの色、本国サイトで他の色を差し置き、速攻でこの色だけが30%オフになったことから不人気疑惑も出ております。「え?この色が一番いいのに!」という私の声はアルプスまで届かずに、若草山あたりで消えていきました。副住職のバカ!