慈眼寺 副住職ブログ

教師復活

今日から9月。
明日からようやく授業が再開します。夏休みはひたすらお坊さんとして生活するので、教師であったことを忘れてしまいます。
本当に、そろそろ10年になろうかというキャリアですが、休み明けのブランクは毎年凄いです。
まず、せっかく覚えた名前がリセットされる。
そもそも口が動かない。コレ、深刻です。お経と違って、台本がないことをその場の空気や反応で話していきますので、考えながら、話していきます。その考えと反射に口が追いつかない。このブランクが1週間くらいやはりありますね。

とはいえ、普段の生活に戻れるのは毎回嬉しいです。8月は忙しいわりに運動できなくて太ってしまいますし、自転車はあまり乗れませんし、なかなかストレスのたまる月です。ようやく涼しくなって通勤自転車も快調です。9月大好きです。

とかなんとか言ってるあいだに寒くなって自転車通勤が少しつらくて気合いれて乗らないといけなくなってくると、高3生がセンター試験なわけで、こちらも試験問題に対する感度を受験時代並に持っていかねばなりません。

さらに寒くなると、来年の厄除けの初午、二の午の準備に追われるようになります。毎年のパターンですね。
慌ただしいですが、好きなことをやれて、自分を必要としてくれる場所がいくつかあるというのは、本当にありがたいことです。
いろんな仕事してて大変ですねと言われますが、逆にひとつだけだと気分転換できなくてつらいかもしれません。

とにかく明日からまた先生に戻るわけで、軽い緊張ですが、新鮮な気持ちになれるのもいいものです。
毎年、休み明けは学校がはじまってほしくて仕方ない私です。

待ってたで!