慈眼寺 副住職ブログ

トマトとマリアローザ

さて、娘がいちごにつづき、トマトも植えました。
日々、太陽を浴びてすくすく育ってきています。

トマト2

いちごはまだ青いのにガンガンもぎ取るので、怒ってばかりいます。

いい季節になってまいりました。

今月は後半忙しくて乗れないので、前半少しだけ頑張りまして、14日までで300キロ乗れました。いいときは月1000キロくらいは乗れたのですが、最近はなかなかそうもいきません。自転車でお寺めぐりもしたいのですが、たまに乗れるときにはどこにも寄らずにただただ乗ってしまうので、もったいないような、むしろそれがよかったり。

最初自転車に乗り始めたときは、自転車乗りの人たちが「自転車はどこかへ行くためのものじゃなくて、乗ることそのものがゴール」という意味がわからなかったのですが、だんだんわかるようになってきました。目的地や用事があるわけではなく、ただただ座って、ただただ漕ぐ。すると色々なことを忘れてただただ「自転車を漕ぐ」という行為に没頭できて、同時に何も考えていないようで、実際には色々なことを思いめぐらしていたり。拡散しているのか集中しているのか、その境界の曖昧な感じが、とても心地いいです。一緒にしたら怒られるかもしれませんが、禅でいうところの、「修証一等」に似たようなもののかもしれない。なんてことを考えています。

ジロ・デ・イタリアも開幕しました!

マリアローザ

娘にはベビーマリア・ローザを着せて盛り上がっています。1~2歳用ですが、けっこうブカブカです。ちなみに、マリア・ローザとは、ジロの総合成績トップの人間だけが着ることができるリーダージャージです。大人がコレを着るのは勇気が要りますが、子供だと可愛いだけです。

今年のジロはいわゆるスター選手の数は少ないですが、若手がガンガン目立てるチャンスです。今年はオレンジ色のジャージのチームが2チームもあり、目にも鮮やか。エウスカルテルの抜けた穴をCCCとヴィーニファンティーニNIPPOの鮮やかなジャージが埋めています。南イタリアは行ったことがないのですが、海がとても美しいです。一度でいいからこんなとこを走ってみたいものです。