慈眼寺 副住職ブログ

4か月半ぶんの。

2月22日に住職がバイクで単独転倒。
右足の腓骨脛骨が両方折れてしまい、救急車で搬送されました。

職場から慌てて病院に直行。
その後の数か月に大きな行事を三つ控え、いきなり住職代行になりつつ、父親の保険関係などの処理もし、学校も少し残っている状態で、本当に忙しい毎日でした。すぐに12年続けたクラブのコーチを辞め、授業のコマ数を半分以下に。

さらに骨折だけならまだよかったのですが、今までそんな傾向が全くなかった父親に、いくつか深刻な病気の傾向が見つかり、「これから、どうなるんだろう・・・」と毎日不安な日々でもありました。

しかし、そのうち一つはすぐに収まり、残るは一番深刻な方の検査・・・。そちらの検査を優先するために、足が完治しない状態で退院を許可してもらい、大きな病院で精密検査。その結果は数週間後・・・。

父親は退院直後は不安で眠れないなどと睡眠薬を飲んだりしていましたが、最近はその状態にも慣れたのか、よく眠るようになっていました。足はどんどん回復し、あとは装具を完全に外すのみ、残るは・・・検査の結果のみ。

いろいろ思い悩む日々でしたが、本日結果がでまして・・・

異常なし!

なんだよ~心配させんなよ~。

「病院に振り回されたわ!」とか住職言ってますけど、そっくりそのままアンタに返すわ!(笑)

まぁ今回何事もなかっただけで、この先誰に何があるかわかりません。今回何もなかったから「観音さまに守ってもらった」とも言いません。だってそうすると、異常があったら、「守ってもらえなかった」ということになりますからね。神仏のご加護というものは、畢竟人知を超えたものですので、何が幸いで何が災いかは、我々のごとき凡夫には決してうかがい知れぬもの。

ただ、今日も元気でみんなで暮らさせていただいていることを感謝しながら、一日、一日、生きていく、だけなんでしょうねぇ。

とにもかくにも、4か月半ものあいだ、心配してきたことがひと段落つき、とりあえず今日は一安心。

だから今日から住職働け!というわけにもいきませんが、「さんざん振り回されたわ!」と毒づけることの幸せをかみしめて、今日はみんなぐっすり眠ります。ありがたや。ありがたや。