慈眼寺 副住職ブログ

参った参った。

※今日は汚い話がありますので、読まれる際にはご注意を。

 

実はここ1週間、娘が腸炎?と謎の咳でずっと寝込んでおり、毎日のように吐いてしまう事態でした。
看病する奥さんも風邪をひき、お互い伝染して増幅させている様相でしたが、私はどこ吹く風。元気にジテツウしておりました。

が・・・。

今週木曜朝、ふと体調が悪いように感じ、電車通勤に切り替え、学校で仕事をして、帰る途中には胸にムカムカ。
奈良駅で降りて家に帰るまでに悪寒、めまい、ふるえ。
そのままベッドに倒れこみ夜まで寝ましたが気持ち悪さに全く寝付けず、無理やり吐いた方がいいのかなと思いつつ、無理に吐くのもなと思って我慢し、全くよくならないのでついに病院に行きました。

バイクで病院につくとますます体調悪化。窓口で症状を言っただけなのですが、よほど見た目がヤバかったのでしょう。すぐに点滴室に連れて行ってもらって寝かせてくれました。

診察後、家族の腸炎が伝染ったのだろう、ということで、点滴を受けました。眠くなるやつでムカつきを抑える、とのことで、やってるうちにどんどん意識が混濁。お医者さんが気を使ってお薬も調剤薬局さんにもってきて頂けて、ずっと寝ていました。

診察料を支払うとき、1420円と言われ、2000円を渡すと、520円のお釣り。アレ?580円だよな?う~ん、わかんないな。でも間違ってる気がするなと思って、「すひまてーん」とかなんとか調子の外れた言葉で呼びかけ、おつり間違ってる旨を伝えてキッチリ60円取り立てた私は現代の受領や!

そんな強欲な私に「帰りの運転は自殺行為だから、バイクは置いていきなさい」と、置かせてくれたお医者さんに感謝です。

フラフラと徒歩で帰る途中、外国人の二人組に後ろを歩かれ、「今狙われたらヤバい!」と後ろを振り返り、思いっきり白目で睨んだ私。善良そうなインド人でした。仏教の母なる国のヒトたち、スイマセンでした。

帰宅後、「ムカつきを抑える」という触れ込みの「即効性の漢方」を飲み、「コレ、かえって気持ち悪い味やん!量多いし!」と思えるくらいに意識が回復しており、イカン、点滴の効果がきれかけている!と実感。急いで寝ましたが、やはり予想通りムカつき復活。

そういえば、昼間のど乾いたときに、私はこういうとき一番飲んではいけないものを飲んでいた・・・。そう、それはみかんジュース!昔これで2度失敗してるのに、今日もやってしまった!なぜなら好きだから!

こうして深夜、点滴の効能がきれた瞬間、ついにやってしまいました。

あ、そのときのために準備はしてたので事後処理は大丈夫でした。

お酒はあまり飲まないのでこういう状態にはほとんどならないのですが、この状態、たまに味わうと、ものすごいことが起こっていますよね。

冷静に見てすごいなと思ったので翌日色々「嘔吐のメカニズム」で検索したら、一応脳幹の第4脳室の化学受容引き金帯という「渡り廊下走り隊」みたいな部位がメインみたいで、そこに刺激がきたら嘔吐反射が始まるみたいですが、「嘔吐ネットワーク」とでもいうべき全体で起こってくるメカニズムみたいで、どこが主要機関というメインの部位はないようですね。宇都宮・小室・木根でTMネットワーク!一人欠けてもアカンねん!そうでもないねん!とか言わないように!

まぁ、リバースする理由は色々ありますし、どこかに引っかかったらとりあえず外へ出せというのは生物の戦略的には正しいですよね。

そんなことは置いといて明日は奈良マラソン!

体調万全でも走る気はないですが、明日も掃除をしながら応援をしようと思うので、ランナーのみなさん、頑張ってくださ~い。

治ってるからハイタッチしても大丈夫ですよ。